豊洲移転に黄信号=「桁違い」検出に衝撃-小池氏は疑義、業者憤慨
 2017年1月14日 21時27分 時事通信社 
 東京都の豊洲市場(江東区)の地下水調査で、環境基準を大幅に超える有害物質が検出され、関係者に衝撃が走った。報告を受けた専門家会議のメンバーは、想定外の事態に「なぜ」と驚きの声を漏らした。小池百合子知事は「数値はかなり疑義がある」と指摘し、市場業者も「都は信頼できない」と憤慨。総額6000億円のビッグプロジェクトの道筋に黄色信号がともった。

 築地市場(中央区)の講堂で開かれた14日の専門家会議。傍聴していた業者らに調査結果の報告書が配布されると、これまでとは桁違いの数値に会場はどよめきに包まれた。

 都の担当者は、激変したデータが「暫定値」であることを強調。平田健正座長は「どう評価していいのか、戸惑ってしまう」。

 会議のメンバーによると、考えられる可能性は大きく分けて二つあるという。一つは、9回目の採水が行われる直前に稼働した地下水排水システムの影響だ。稼働に伴い地下水が移動し、数値が上昇したという見立てだが、平田座長は「それならば、排水の数値も高いはずだ」と話す。

 もう一つは、採水方法のミスといった人為的な要因だ。今回は、1~8回目とは別の民間機関が担当。このため調査手法などを確認するとともに、今後は都環境科学研究所と民間機関2社で実施することにした。

 傍聴していた築地市場協会の伊藤裕康会長は「大変驚き、がっかりした」と動揺を隠せず、「早く実態をつかみ、包み隠さずにしてほしい」と要請。仲卸の男性は「(過去のデータに)改ざんがあったと疑われても、しょうがない」といぶかった。

 「都議会がこれまでどういう審議をしてきたのかも問われる」。小池氏は移転を推進してきた最大会派の自民党に矛先を向け、今夏の都議選での争点化は「避けられないのではないか」との見方を示した。 
(時事通信社 記事引用)

豊洲、地下水再調査へ 3月に公表、専門家会議
2017/1/14 21:38共同
豊洲市場の土壌汚染対策を検討する専門家会議
 豊洲市場(東京都江東区)の地下水モニタリング調査の最終結果で、有害物質のベンゼンが最大で環境基準の79倍検出されたことを受け、土壌汚染対策を検討する「専門家会議」座長の平田健正放送大和歌山学習センター所長は14日午後、記者会見し、近く再調査を実施して3月中に結果を公表する考えを示した。小池百合子知事が移転の可否を判断する時期がずれ込む可能性もある。
 平田座長は、4月にまとめる予定にしていた報告書が「若干遅れることになる」と述べた。
 都によると、201カ所を調査し、72カ所から有害物質が出た。ベンゼンは1カ所で環境基準の79倍を検出した。
(記事引用)

これまでの小池さんは住民感情であおり続けた。
ここで行政の長に転換できるか正念場 
- 1月14日のツイート橋下徹2017年01月14日 01:57
都議選)http://www.msn.com/ja-jp/news/nat… 小池さん悩みどころ。都議会自民党から離脱した3人は自民党本部には従順。彼らは都議選に勝つために小池さんの力を借りたいだけ。選挙が終わればコロッと変わる。公明、民進も都議選まで。選挙が終わればガバナンスは効かない。これが政治
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(豊洲問題)http://news.yahoo.co.jp/pickup/6227114 「地下水複数箇所で環境基準越え」小池さんは正念場。行政のトップとしては環境基準を厳格に守る必要はないと都民に説明する立場。都民は環境基準を超える下水の上で普通に暮らしている。しかもベンゼンは築地の大気中とも比較すべき。

(豊洲問題)http://news.yahoo.co.jp/pickup/6227114 「地下水複数箇所で環境基準越え」最初の安全基準の設定がやり過ぎだった。今回の基準越えで何か弊害があるのか専門家会議、そして小池さんは、「感性」ではなく論理的に検証し、都民に説明しなければならない。

(豊洲問題)http://news.yahoo.co.jp/pickup/6227114「地下水複数箇所で環境基準越え」環境基準をちょっと超えただけで大騒ぎしていたことがポピュリズムだった。この程度なら大丈夫と説明するのが行政の長の立場。しかしそれは小池さんのこれまでの立場と相反することになる。正念場。

(豊洲問題)住民は安全性を感情でとらえる。その感情に対して行政の長は論理で説得しなければならない。これまでの小池さんは住民感情であおり続けた。ここで行政の長に転換できるか正念場。それはこれまでの自らの態度を改める真摯さが必要になる。基準越えでもどこまで許容できるのかは論理の問題

※この記事は橋下徹元大阪市長のツイートを時系列順に並べたものです。
(記事引用)